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角膜クリニック

角膜クリニック 角膜は目に光を取り入れる役割があるほか、光を屈折させて水晶体とともに目のピントを合わせる働きがあります。
 角膜表面は常に涙で覆われ、眼球内部への細菌感染を防止と乾燥防ぎます、この角膜に細菌感染や涙の異常があった場合に眼疾患になり、角膜の透明性が失われたり、かたちが変化してしまうことで視覚に障害が生じます。

 角膜は、一般に『くろめ』と呼ばれ、強膜とともに眼球の形態を保つための強い組織です。また眼球のなかでももっとも大きい屈折力をもった透明な組織であり、血管がなくコラーゲン線維が各方向に規則正しく配列しています。6ミクロンくらいの涙液で覆われ知覚は敏感で、三叉(さんさ)神経の支配を受けています。わずかな刺激や異物に対しても防御機構が働き、反射的に眼瞼(がんけん)を閉じ、さらに多量の涙液が出てきます。(角膜反射)

長野市 山田眼科

角膜について

■角膜を守る角膜上皮
 角膜の厚さは中央部約0.5mm、周辺部約0.8mmで、表面側から上皮、実質、内皮の三層に分けられ、上皮は角膜の最も外側にあたり、皮膚をもたない角膜を守る壁として働いています。また外気から直接酸素を取り入れ、血液が通っていない角膜の細胞に供給しています。

■眼球壁やレンズの役目を担う角膜実質
 角膜の厚みの大半を占めているのは実質と呼ばれ角膜とともに眼球壁を構成している強膜(白目に該当するところ)と同じコラーゲンの線維でできています。 病気や異物などによってコラーゲン線維の配列が乱れると、その箇所は不透明化します。また実質は、その下にある内皮を介して水分や栄養の供給を受けていますが、内皮細胞の働きが低下すると、実質が水分過剰になります。その結果、角膜がむくんで白く濁り、上皮と実質の間に水が溜まります。

■角膜のポンプ、内皮細胞は再生しない
角膜の一番内側にあるのが内皮と呼ばれます。内皮は眼球内にある房水〈ぼうすい〉という栄養分を含む水を、血管をもたない実質へ送り届けたり、反対に実質内の不要な水を吸い出したりと、ポンプのように働いています。
 内皮細胞は上皮細胞と異なり細胞分裂を行わないため、再生力がなく。内皮の一部が失われた場合は周囲の内皮細胞が大きくなってその穴埋めてしまいポンプ機能が低下します。

■炎症を起こしにくい角膜は異物に弱い
角膜のもう一つの大きな特徴は、炎症が非常に起こりにくいということです。皮膚などに異物が入り込んだ場合は、炎症を起こすことで異物を排除し、治癒に向かいますが、角膜はバリアを破っていったん異物が侵入してしまうと、それをなかなか排除できません。

角膜の病気

角膜剥離

 初期の角膜剥離の前兆(症状)としてあげられるものは、飛蚊症というものと、光視症というものがあります。
■飛蚊症は、空や、白い背景となる壁などをじっと見ていると、あるはずのないごみのような糸くずやら、存在するはずのない小さな虫のようなものが何気に視界に浮かんできます。
■光視症とは、異常に光がまぶしく感じて、眼を開くことが厳しいような感覚があることをいいます。
この症状が出たら角膜剥離慌てることなく眼科専門医に御相談下さい。

角膜びらん

 初期症状は、眼の違和感、痛み、瞳の充血などとしてあらわれ涙が出たり、目やにが出ることもあります。
角膜部分の傷、異物混入、コンタクトレンズの使用による弊害などの物理的な原因で起こります。
また、糖尿病で角膜びらんが誘発される場合もあります。

細菌性角膜感染症

 角膜や結膜の表面に存在しているブドウ球菌など何種類もの細菌が上皮のバリア機能が壊れたときに入り込み、角膜内で増殖して細菌性角膜感染症を引き起こします。
角膜の内側の前房に膿が溜まったり、虹彩に炎症が起きることもあります。

角膜真菌

 真菌(カビ)。感染の頻度は低いですが、ステロイド薬を使用していたり、手術後などで免疫力が落ちた状態のときに感染しやすく角膜内で胞子状になります。
アメーバ角膜炎など感染すると治療に大変時間がかかります。またソフトコンタクトレンズの手入れが不十分だったり、湖や川で泳いだりすることで感染しますが、昨今では増加傾向がみられます。

角膜ヘルペス

 上皮から侵入してくる感染症と異なり、体内にあるヘルペスウイルス(成人の9割以上がすでに感染) このウイルス疲れや精神的ストレスなど抵抗力が低下した時に神経を伝わって角膜に現れますが、抗ウイルス薬によって比較的短期間で治ります。

水疱性角膜症

 眼の手術やケガ、感染症などによって角膜内皮細胞が減少しポンプ機能が低下することから、実質に水が溜まり角膜がむくむ病気です。視力低下や霧視がおもな症状で、痛みを伴うこともあります。内皮細胞は再生しないので、症状次第で角膜移植を行い治療します。

角膜変性症

 角膜内に本来存在しない成分が沈着して不透明になったり、形状が変化することを角膜変性症といいます。遺伝的なものが多く、時には腎臓の病気など、ほかの病気の影響で起きる場合もあります。頻度の高い角膜変性症として、円錐角膜があります。角膜の中央が円錐状に尖って強い乱視になるものです。思春期に始まることが多く、原因ははっきりしません。ハードコンタクトレンズを使用して矯正しますが、変性が強くて使用できなければ角膜移植を考えます。

翼状片

 結膜が増殖して、角膜を覆うように伸び鼻側から三角形の翼のような形で広がります。強い太陽光線に長くあたる人に起きやすいといわれ、大きくなると角膜が押されてゆがむために乱視になったり、瞳孔にまで伸びてくると視力が急に落ちます。

長野県 長野市 眼科

診療科目 治療内容 視力回復