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更年期 大人に該当する心因性視力障害

更年期の女性は多彩な症状を訴えることが特徴のように思います。
更年期の女性が訴える視力障害も精神的、心理的要素が大きい場合があります。目に何らの異常がなく、目が見えない、視力が落ちた、目が変といった訴えを持つ患者さんの場合には、心理的カウンセリングをすることが多々あります。

患者さんは、目がかすむや目の周りが痛むなどで眼科的なものは勿論、頭痛、耳鳴り、めまい、ふらつき、胃腸症状、肩こり、腰痛、手足のしびれ、不眠などの症状を訴え、すでに他の多くの診療科目を受診していることが多々あります、しかし脳外科、耳鼻咽喉科、歯科、整形外科、内科、外科などで特に異常はないと言われ余計に不安になることでストレスが視力障害に拍車をかけている場合もあります。心のバランスが視力を妨げる場合がある事を知っていただくことも眼科専門医としての医療活動だと考えております。

視力障害は、心のバランスからも影響されます

「どうして気持ちをわかってくれないの?」と目で訴えてくる患者様の場合の多くが心に悩みを抱え、バランスを崩したことで視力的に以上を感じていることが多々あります。このような時こそ患者様の話を頷きながらじっくり話を聞いたうえで、症状について詳しく説明すると、患者さんは「目から鱗が落ちた」ような気持ちで安心されるようです。心のバランスのちょっとした不均衡によって視力に障害が出ることがあるのが大人の心因性視力障害です。心因性視力障害の多くは小学生のお子さんに多く発生するものですが、更年期を迎えた女性にもこのような症状が発生する事もあります。

 昨今、うつ病など精神を病んでいる人が増えているようになりましたが、心身症を含めると心療内科に通院している方は相当の数になると思います。その心療内科に通院されている方の中にも視力障害を併発している場合があり、視力や視野の範囲をを失うことで余計に症状の悪化に繋がる場合があります。

目は口ほどに物を言うと言いますが、患者さんがちょっとした心の問題を抱えていそうなとき、目の表上は変わります、目は心の窓でもあり、心因性の問題を解決に導くこと、ほぐしてあげることが視力回復になる場合があります。私たち専門の医師でなくとも、親身になって話を聞く努力が周囲の人や家族にも必要であることを知っていただきたいと考えております。
   


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