帯状ヘルペス性角膜炎 帯状ヘルペス性角膜炎
 

帯状ヘルペス性角膜炎

帯状ヘルペスウイルスによっても、角膜が感染して、視力が落ちたり、目が充血したりします。このウイルスは、幼児期に水痘 (水ぼうそう)を引き起こすウイルスが再活性化したもので、水痘・帯状ヘルペスウイルスとも呼びます。

帯状ヘルペス性角膜炎 原因と症状

症状は、角膜ヘルペスと同じですが、顔に発疹が出ることが特徴です。まず、皮膚に発疹が出て、その後、目に症状が出ます。結膜炎の形で発症することが多いのですが、時に角膜にも炎症を起こすことがあります。

帯状ヘルペス性角膜炎の予防

普段から手洗い等に心かけ、体調管理が重要と成ります。

帯状ヘルペス性角膜炎の治療

アシクロビル眼軟膏が有効ですが、時に悪化することがありますので油断は禁物です。再発の多い病気ですが、規則正しい生活をすることで再発を予防することができます。

帯状ヘルペスによる皮膚炎

50-70歳代に多くみられる病気ですが、過労やストレスが引き金になり、若い人にも発症することがあります。水疱は赤みや腫れを増し、かさぶたに変化して通常は3週間ほどで治ります。帯状疱疹の痛みは皮疹が引くと共に収まりますが、皮疹が治っても3か月から3年ぐらい痛みが続く場合があります。神経が炎症によって傷ついたことで痛みが起こると言われています。
何度も発症することもある単純ヘルペスと異なり、通常は生涯に一度しか発症せず、再発することは稀です。

山田眼科